レオロジー機能食品研究所

プラズマローゲンとは

図:概略図/脂質の分類

プラズマローゲンというのは抗酸化作用を持った脂質の中のリン脂質の一種で、グリセロリン脂質の一つです。プラズマローゲンは哺乳動物の全ての組織に存在し、人体のリン脂質の約18%を占めますが、特に、脳神経細胞、心筋、リンパ球、マクロファージ等に多く含まれています。

図:リン資質の構造

通常のリン脂質、ジアシル型はSn-1の所がエステル結合していますが、プラズマローゲンはビニールエーテル結合しているというのが特徴です。この結合している違いだけで、画然たる機能の差が出てくるという事も分かっています。

新たなプラズマローゲン含有食品

プラズマローゲンは様々な不飽和脂肪酸を内包しており、内包する脂肪酸の種類によって働きが異なります。特にDHAを多く含むプラズマローゲンは脳機能(記憶など)に有用であると報告されています。
現在、市販されているホタテ貝、鶏胸肉、ホヤ由来のプラズマローゲンカプセルからそれぞれ3カプセルずつランダムに取り出し、脂質抽出後に LC-MS/MSで脳などに多く含まれるエタノールアミン型のプラズマローゲン(pl-PE)の脂肪酸を測定しました。
その結果、図表に示すように、ホタテ由来プラズマローゲンがDHAを最も多く含有していました。

※DHA(ドコサヘキサエン酸の略称)
DHAはn-3系(オメガ3系)多価不飽和脂肪酸で、体内で合成できないため食べ物から摂取しなければならない必須脂肪酸です。

図:ホタテ貝および鶏胸肉のプラズマローゲンの脂肪酸構成
グラフ:カプセル中pl-PEのDHA含有率